「がんばろう東北シリーズ」も10年目
楽天は2日、6月18日(金)~20日(日)のオリックス戦において『がんばろう東北シリーズ』を開催することを発表した。
東日本大震災の発生から10年という節目を迎える今季、震災を風化させず、東北から元気を発信し、前進していくために「がんばろう東北」を誓い合う『がんばろう東北デー(シリーズ)』も10回目を迎える。今年は「つながる」をテーマに、食・アート・音楽を体感できるイベントがスタジアム各所に用意される予定だ。
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“食”の分野では、昨年大好評だった東北各地の特産品やグルメを取りそろえた物産展「復興マルシェ」を今年も開催。スタジアムで東北各地の魅力を存分に味わえるイベントになっている。
“アート”の分野は、「青い鯉のぼりプロジェクト」を開催。これは、東日本大震災で亡くなった子どもたちが天国で寂しくないよう、3月11日からこどもの日の5月5日までの期間中、全国から集まったたくさんの青い鯉のぼりが大空に掲げられる宮城県東松島市で開催されている子どもたちのための鎮魂のプロジェクトで、そのような願いが込められた「青い鯉のぼり」を作れるブースが、スマイルグリコパークに登場。ここで作られた青い鯉のぼりは、来年の春から東松島市の大空を舞うことになる。
そして“音楽”の分野では、6月20日(日)の試合終了約30分後からファンキー加藤さんによるミニライブが開催される予定だ。
▼ ファンキー加藤さんコメント
震災から10年。東北にお住まいの皆さまと東京に住んでいる自分とでは、月日の長さの感じ方が違うと思います。復興という言葉に対する思いも、百人百様ですよね。
ただ、あの日、福島での卒業式ライブを終え、帰りの新幹線で被災した瞬間の恐怖心は今でもトラウマのように胸中に残り続けています。
あれからたくさんの人との出会いがありました。話し合い、歌い合い、繋がり合い、分かち合えた想いも多くありました。
6月20日(日)、また楽天生命パーク宮城に立たせていただきます。先行き不安なコロナ禍ですが、心と心で励まし合えるようなライブをお届けします。何より東北の皆さまとの再会が楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします。