早くも161キロを計測!
エンゼルスの大谷翔平投手(26)は現地時間5日(日本時間6日)、アリゾナ州メサで行われたアスレチックスとのオープン戦に先発登板。1回と2/3を投げて被安打3、四球が2つ、5奪三振で1失点という内容だった。
オープン戦初登板は、昨年8月2日以来の実戦登板。“二刀流”の完全復活へ向けて、歩みはじめた26歳。注目の初回は先頭を見逃し三振で斬るも、続く打者に二塁打を浴びてピンチ。それでも、後続を100マイル(約161キロ)のまっすぐで空振り三振に仕留めると、四球を挟んで二死一・二塁から落ちる球で空振りの三振。アウト3つを三振で奪い、ピンチを切り抜ける。
つづく2回はいきなり先頭に二塁打を許すと、続く打者を空振り三振に打ち取ったが、適時二塁打で失点。その後、2人を四球と空振り三振としたところで、イニング途中ではあったが、球数41というところで降板。今季の初登板を終えた。
2イニングスで二塁打を3本浴びたものの、奪ったアウトは全て三振。7カ月ぶりの実戦登板で、さらに3月頭のこの段階で100マイルを計測しているというところを見ると、順調な仕上がりぶりが伺える。
この春はバットの方でも好調な姿を見せているだけに、今季こそ“二刀流”の完全復活に期待がかかる。