2021.03.09 18:00 | ||||
福岡ソフトバンクホークス | 5 | 終了 | 3 | 読売ジャイアンツ |
PayPayドーム |
最速155キロも奪った三振は1つ
ソフトバンクの杉山一樹投手(23)が8日、巨人とのオープン戦(PayPayドーム)に先発登板。2回に連続四球から失点を重ね、4回5安打3失点で降板した。
初回はテンポ良くアウトを重ねたものの、1点リードで迎えた2回は一死から6番・大城に左前打を許し、続くウィラー、山下には連続四球を与え満塁のピンチを招いた。9番・秋広に対してはスライダーでタイミングを崩したが、ボテボテの打球が遊撃への適時内野安打となり同点。続く梶谷の打球もボテボテだったが、三塁・松田の本塁送球が間に合わず適時内野安打で逆転を許した。
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なおも一死満塁で2番・吉川は二ゴロに仕留めたが、併殺を焦った二塁・周東が送球ミス。二塁はアウトになったが併殺は奪えず3点目を失った。
3回も四球絡みで一死二、三塁のピンチを招いたが、7番・ウィーラーを三ゴロに退けたあと、続く山下は遊ゴロ斬り。4回は安打と暴投で三たび得点圏に走者を背負ったが、3番・坂本の痛烈な飛球は左翼の守備範囲でゼロを刻んだ。
杉山は4回5安打3失点、1奪三振4四死球の内容。降板後「カウントを悪くしてから腕を振って投げれず、合わせてしまい、リズムが悪くなり失点につながってしまいました。腕を振った中でコースに投げ切るという意識を大事にしていきたいです」とコメントした。
前回登板の2日・中日戦(PayPayドーム)では3回1安打無失点と好投したが、この日は走者を背負ってから制球難。開幕ローテーション入りを手繰り寄せる2戦連続の好投とはならなかった。