オリックス・田嶋大樹(撮影=北野正樹)

◆ 期待のドラ1左腕がローテの4枚目に

 オリックスの左腕のエース田嶋大樹投手が9日、京セラドーム大阪で行われたヤクルトとのオープン戦に先発登板し、6回を73球、3安打、6奪三振、1失点と好投。ソフトバンクを迎える今月末の本拠地開幕3連戦の初戦を託されることが濃厚になった。

 登板後、田嶋は「まだまだボールの精度を高められると思うので、精度を上げてレベルアップしたい。今やってることを継続して開幕に向けて万全な状態にしたい」とコメント。自身の投球については「しっかりゾーンに変化球もストレートも投げられてバッターを押し込めたり、リズムを狂わせて打ち取ったりできたので良かったと思う」と振り返り、「足し引きというか抜くところは抜いて、メリハリをもうちょっと試合の中で出せたらいい」と次回登板を見据えた。

 さらに、「プロでやってる以上は超一流と言われる選手になりたいので、そうなるためには中心として投げていけるようじゃないと上にいけない。そこはマストというか絶対、しっかりとその期待には応えられるようにしたい」と続け、今後もより高みを目指していく考えと決意を示した。

 また、7回には4年ぶりに復帰を果たした平野佳寿投手が一軍のマウンドで実戦初登板。本拠地ファンの大きな拍手を背にマウンドに上がった平野は、先頭の内川聖一に四球を与えるも、1回を15球、無失点で抑えた。

 降板後、平野は「投げやすかった。お客さんも入って、日本で久しぶりの試合だったので、気持ちも乗っていきましたし、いい緊張感で投げられたので良かった」とコメント。「優勝するためにもいっぱい投げて貢献できることもあると思うので頑張りたい」と意気込みを口にし、「50〜60試合は毎年投げたい。最低でも50。60いけば頑張ったかなと思うので、そこが目標ですね」と、シーズンを通した活躍を誓った。

 試合後、中嶋聡監督は田嶋について、「球数かかるピッチャーだったので、それが自分の中でコントロールできたのかな。いい方向」と評価。平野については「久しぶりに見たんですけど、問題なく、平野自身も調整の場だと思いますし、自分のボール、自分の間合い、日本のボール…いろいろあるので、頑張って調整してくれたらいい」と期待を寄せた。

 試合はオリックスが4-1で勝利し、オープン戦3連勝。10日もヤクルトとの試合が組まれており、山崎福也投手が先発予定となっている。

取材・文=どら増田

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ベースボールキング編集部

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