2021.03.10 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 7 | 終了 | 6 | 東京ヤクルトスワローズ |
京セラD大阪 |
ヤクルト打線相手に5回57球1失点と好投
オリックスの左腕・山﨑福也投手が10日、京セラドーム大阪で行われたヤクルトとのオープン戦に先発し、5回を投げて被安打5、1失点ながら、57球でまとめ、ソフトバンクとの本拠地開幕3連戦の2戦目(3月31日)に先発することが内定した。
山﨑福は降板後、「前回は力んでしまっていいリズムで放れなかったが、今回は自分らしいテンポというかリズムで投げられた。全球種ストライク先行できましたし、ストレートの質も前回よりは良かったです」とコメント。4回で82球(2失点)を要した3日のロッテ戦を引き合いに出しつつ、「自分の特徴というか打たせて取るピッチングができた」ことに満足感を示した。
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その一方で、「変化球の精度をもっと上げて、もう少しコースを投げ分けられたら」「もっともっとリリースの瞬間に力を出せるように」と課題も口にし、さらなる成長を誓った。最後に「もう少し球数を投げたかった」という山崎福だが、「1年間先発で投げ切れるように頑張ります」と、シーズンを通してローテの一角を守り抜く決意を表明。中嶋聡監督も試合の入り方に改善を求めつつ、全体的な内容に関しては満足感を示していた、
試合はオリックスが7-6で逃げ切り、オープン戦4連勝。次回は12日から巨人と京セラドーム大阪での2連戦。初戦の先発は開幕投手の山本由伸が登板予定となっている。山﨑福に目処が立ったことにより、オリックスは山本由伸、宮城大弥、山岡泰輔、田嶋大樹、山﨑福と、先発5枚が揃ったことになる。
取材・文=どら増田