巨人の吉川尚輝が、今季“不動”のセカンドのレギュラーに定着できるか期待がかかる。
プロ入りから毎年のように故障に苦しめられてきたが、プロ4年目の昨季初めて規定打席に到達。112試合に出場して、打率.274、8本塁打、32打点、11盗塁の成績を残した。好不調の波はあったが、シーズン最終盤には“1番”を務めた。今季に向けて新1番候補にDeNAからFAで加入した梶谷隆幸、セカンドのライバルには打力が売りの北村拓己、廣岡大志とライバルがいる。
吉川はライバルに負けじとアピールを続ける。2月22日に行われた紅白戦では、ルーキーの伊藤優輔(三菱パワー)から逆方向に一発。「僕はまだまだアピールしていかなきゃいけない立場。こういう試合で打てればアピールになる」と話せば、原監督も「あれくらい、3ボールカウントとかバッティングカウントで、1ストライク目、2ストライク目というのは、やっぱり強打者であってほしい。追い込まれたら、彼の足とかいろんなものを変わり身として出すのはいいけれど、最初からそこに入っちゃうとね。彼本来、まだまだ可能性を秘めている」と期待を寄せた。
その一方で、3月3日のヤクルトとのオープン戦では、レフトへフェンス直撃の適時二塁打を放ったが、オーバーランで帰塁できずにアウトとなった。原監督は、「あそこでセカンドでアウトになるというのは流れの中で相当な遮断。あれはボーンヘッドと言われても仕方がない。アグレッシブな走塁ということではない。1点を取るか取らないかは別としても、アウトカウントを相手に渡したというところが遮断」と振り返ったこともあった。
身体能力が高く、打ち出したら止まらない。その一方で、調子を落とすとズルズルといってしまう。シーズン通して“安定”したプレーを披露することができれば、チームにとって、今以上に頼もしい存在になる。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
プロ入りから毎年のように故障に苦しめられてきたが、プロ4年目の昨季初めて規定打席に到達。112試合に出場して、打率.274、8本塁打、32打点、11盗塁の成績を残した。好不調の波はあったが、シーズン最終盤には“1番”を務めた。今季に向けて新1番候補にDeNAからFAで加入した梶谷隆幸、セカンドのライバルには打力が売りの北村拓己、廣岡大志とライバルがいる。
吉川はライバルに負けじとアピールを続ける。2月22日に行われた紅白戦では、ルーキーの伊藤優輔(三菱パワー)から逆方向に一発。「僕はまだまだアピールしていかなきゃいけない立場。こういう試合で打てればアピールになる」と話せば、原監督も「あれくらい、3ボールカウントとかバッティングカウントで、1ストライク目、2ストライク目というのは、やっぱり強打者であってほしい。追い込まれたら、彼の足とかいろんなものを変わり身として出すのはいいけれど、最初からそこに入っちゃうとね。彼本来、まだまだ可能性を秘めている」と期待を寄せた。
その一方で、3月3日のヤクルトとのオープン戦では、レフトへフェンス直撃の適時二塁打を放ったが、オーバーランで帰塁できずにアウトとなった。原監督は、「あそこでセカンドでアウトになるというのは流れの中で相当な遮断。あれはボーンヘッドと言われても仕方がない。アグレッシブな走塁ということではない。1点を取るか取らないかは別としても、アウトカウントを相手に渡したというところが遮断」と振り返ったこともあった。
身体能力が高く、打ち出したら止まらない。その一方で、調子を落とすとズルズルといってしまう。シーズン通して“安定”したプレーを披露することができれば、チームにとって、今以上に頼もしい存在になる。
(ニッポン放送ショウアップナイター)