日本ハム・伊藤大海 (C) Kyodo News

広島 - 日本ハム
<オープン戦・マツダスタジアム>

 日本ハムのドラフト1位ルーキー・伊藤大海投手(23)が14日、広島とのオープン戦(マツダスタジアム)に先発し、7回無失点と好投。多彩な変化球を駆使し、プロ入り後最長となるイニングを投げきった。

 初回は3番・長野、3回は1番・田中広にいずれもカーブを捉えられて安打を許したものの後続を許さずゼロ行進。5回一死満塁のピンチを三直併殺で切り抜けると、以降はテンポよく2イニング連続で三者凡退に片付けた。

 前回7日の巨人戦は同期入団の古川とのバッテリーだったが、この日は宇佐見とのコンビで打者26人に対して被安打4、与四球2の内容。豊富な球種を生かしたコンビネーションが光り、ストレート、スライダー、チェンジアップの3球種で計7個の三振も奪った。

 3月26日のシーズン開幕が近づくなか、7イニング・92球はいずれもプロ入り後の実戦で最多。先発ローテーションの一角として期待される即戦力ルーキーが開幕へ向けて順調な調整ぶりをうかがわせた。

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