2021.03.16 13:00 | ||||
埼玉西武ライオンズ | 1 | 終了 | 0 | 広島東洋カープ |
メットライフ |
対外試合から好投を続けているルーキー左腕が存在感
広島のドラフト2位ルーキーの左腕・森浦大輔投手が16日、メットライフドームで行われた西武とのオープン戦に2番手としてリリーフ登板。5回途中から一人の走者も許さず1回1/3を無失点に抑える好投を披露した。
ここまで1イニングを任されてきた森浦は5回裏、先発の森下暢仁が二死満塁とピンチを背負った場面でリリーフ登板。この日、2打数2安打を記録していた栗山巧を二ゴロに仕留め、涼しげな表情でピンチを切り抜けると、続く6回のマウンドにも上がり、今度は右打者3人をキレのあるスライダーやチェンジアップなどで翻弄。2つの三振を奪うなど完璧な投球を披露し、回跨ぎも問題なくこなした。
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先発の森下は5回途中96球で1失点、被安打6、与四球3という内容で敗戦投手となったが、失点はサードを守ったクロンの失策から始まったもので、自責は「0」。アウトコースへの正確な直球やカウント球にも勝負球にも使えるカーブで要所を締め、危なげないピッチングを披露した。
ブルペン陣も、オープン戦に入ってから3試合連続無失点で練習試合などの実戦も含める7戦連続無失点という森浦をはじめ、ケムナ誠、塹江敦哉といった若手のリリーバーたちがしっかりとした投球を見せ、シーズン開幕に向けてアピールを続けている。