49年ぶりの新記録

　阪神のドラフト1位・佐藤輝明選手が17日、メットライフドームで行われた西武とのオープン戦に「6番・ライト」で先発出場。先頭打者として迎えた2回の第1打席に3戦連発となるオープン戦第6号を右中間スタンドに放り込んだ。これで、ドラフト制後では1972年の佐々木恭介（近鉄）以来49年ぶりに新人の本塁打記録更新となった。

　佐藤輝は2回、この回の先頭打者として西武の先発・今井達也と対戦。1ボール1ストライクから外角高めに投じられた150キロの直球をドンピシャのタイミングで弾き返し、虎党の待つ右中間スタンドに突き刺した。これで12球団トップのオープン戦6本塁打、打率も第1打席終了時点で「.394」に上げ、9打点と、オープン戦三冠王も狙える位置につけている。

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▼ 佐藤輝明のOP戦本塁打
第1号（ソロ）：3月5日 ソフトバンク戦＜PayPay／対石川柊太投手＞
第2号（2ラン）：3月10日 広島戦＜甲子園／対テイラー・スコット投手＞
第3号（ソロ）：3月12日 西武戦＜甲子園／対髙橋光成投手＞
第4号（ソロ）：3月14日 巨人戦＜甲子園／対髙橋優貴投手＞
第5号（2ラン）：3月16日 ヤクルト戦＜神宮／対寺島成輝投手＞
第6号（ソロ）：3月17日 西武戦＜メットライフ／対今井達也投手＞