ニュース 2021.03.17. 21:50

ソフトバンクがサヨナラ勝ち! 盤石投手陣は先発・武田が初失点も要所を締めてゲームメイク

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ソフトバンク・武田翔太(C)Kyodo News
2021.03.17 18:00
福岡ソフトバンクホークス 2 終了 1 横浜DeNAベイスターズ
PayPayドーム

得点奪えずも強さを見せつけた王者


 ソフトバンクは17日、PayPayドームで行われたDeNAとのオープン戦に臨み、上林誠知選手の適時二塁打でサヨナラ勝ちを収めた。

 そのソフトバンクは、対外試合から無失点ピッチングを続けている武田が先発。初回にヒットと四球で一死一、二塁のピンチを迎えたが、DeNAの4番・佐野を併殺打に仕留めて切り抜けた。しかし、この試合ではボールの精度を欠き、コントロールに苦しむ場面が散見。6回には一死後に連続四球で得点圏に走者を背負うと、佐野に適時打を許して連続無失点はストップとなった。

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 しかし、なおも一死一、三塁で5番・宮﨑を迎えると、最後は直球で空振り三振を奪い、続く代打の宮本もカーブを見せておいて最後はストレートで三振を奪うピッチングを披露。状態が悪いなりにも試合をしっかり作る流石のピッチングを見せた。

 7回以降は、戻ってきた髙橋純平と田浦文丸がしっかりと繋ぎ、最後はオープン戦4イニング連続無失点中の泉圭輔が3人でピシャリ。打撃陣はDeNAの投手陣を崩しきれなかったが、3回には松田宣浩に待望の今季1号が生まれ、同点で迎えた9回には二死から長谷川勇也と松田のベテランふたりが四球で繋ぎ、最後は上林が左中間を破るサヨナラ打を放った。

 直近の2試合は無安打に終わっていた上林だったが、しっかりとマルチ安打を記録し、6回の守備では惜しくも補殺とはならなかったが、持ち前の強肩を生かして間一髪という場面を作り出すなど、開幕スタメンに向けてしっかりとアピールした。これでチームは7勝目を挙げ、オープン戦首位の座をキープしている。
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