日本ハム・杉浦稔大

● 日本ハム 3 - 4 ロッテ ◯
<オープン戦・札幌ドーム>

 今季からクローザーを務める日本ハムの杉浦稔大投手(29)が17日、前日に続いてロッテとのオープン戦の9回に登板し、1イニングを被安打1、無四球2奪三振で無失点に抑えた。

 イニング先頭の岡大海をカウント3-2から高めの148キロで一邪飛に退けると、藤原恭大には外角低めにフォークを落として3球三振。代打・井上晴哉に右前打は許したが、続く柿沼友哉をフォークで空三振に仕留めゼロを刻んだ。

 杉浦はヤクルト時代の2017年に一軍公式戦で連投の経験があるが、日本ハム移籍後は登板間隔を調整しながらの先発起用が続いており、昨季終盤にリリーフ転向した後の登板間隔は中2日が最短だった。

 クローザーとなればチームの連勝がかかる場面での連投は不可避。迎えた今季初の連投となったこの日は、球威が落ちることなく持ち味のパワーピッチできっちり無失点ピッチング。改めて“新・9回の男”としての適性を示した。

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