試合終了
ヤクルト
8
-4
楽天
神宮
◆ 復調気配漂う一撃
ヤクルトの山田哲人が19日、神宮で行われた楽天とのオープン戦で1号2ランを放った。
4回無死一塁で迎えた第3打席。3球で2ストライクと追い込まれながらフルカウントまで粘り、最後は楽天先発の涌井のスライダーを左翼席へ。「追い込まれていましたが、自分の納得のいくスイングをすることができました」と自画自賛の一発を放った。
下半身のコンディション不良でオープン戦は4試合を欠場。この日の試合前まで打率は「.091」と精彩を欠いていたが、開幕を1週間後に控え復調の気配が漂う。「自分の思った通りに野球ができれば一番だと思う」と山田。キャプテンとして臨む21年シーズンに期待だ。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)