ニュース 2021.03.20. 08:00

どうなる?巨人の正捕手争い

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巨人・大城卓三 (C) Kyodo News
 今年は巨人の正捕手は誰が掴むのだろうかーー。

 昨季は4年連続でリーグトップの盗塁阻止率を誇った小林誠司が開幕スタメンを被ったものの、開幕3戦目に左手首に死球を受けて骨折し離脱。その後は、炭谷銀仁朗、大城卓三が併用の形が続いたが、徐々に“打撃が売り”の大城がマスクを被り試合が増加。大城がチーム最多の71試合でスタメンマスクを被り、次いで炭谷が35試合にスタメンマスク。正捕手だった小林は故障の影響により、捕手での出場は10試合にとどまり、打撃で存在感を見せた岸田行倫が3番手捕手として一軍に帯同した。

 昨季の捕手事情に9月16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-阪神戦』で解説を務めた江本孟紀氏は「もともと3人くらいで炭谷と競争させているのが目的でしたけど、怪我したらダメですよ。(競争に)勝ち抜いてきた大城は、立派なもんですよ」と攻守で貢献する大城を絶賛していた。

 今年に入ってからオープン戦では小林がチーム最多の9試合でマスクを被り、次いで大城の8試合、炭谷の6試合、岸田が2試合となっている。ただ、大城がスタメンでマスクを被る機会が多い。

 1週間後にはプロ野球が開幕している。大城が不動の正捕手に成長するのか、それとも小林、炭谷が待ったをかけるのか、はたまた岸田が正捕手に名乗りをあげるのか。投手によって捕手を使い分けるのか、非常に注目だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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