2021.03.20 14:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 3 | 終了 | 6 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
東京ドーム |
盟友・坂本との対戦は四球と中飛
楽天の田中将大投手(32)が20日、巨人とのオープン戦(東京ドーム)に先発登板し、7回3安打1失点の快投。万全の仕上がりで登板が内定している27日の開幕第2戦・日本ハム戦(楽天生命パーク)を迎えることになった。
初回、1番・梶谷を3球三振に仕留めると、続く若林は遊ゴロに退け5球で二死。小学生時代にチームメートだった3番・坂本には四球を与えたが、4番・岡本和は三ゴロに退け無失点スタートを切った。2回は先頭の丸を左飛、6番・大城は三邪飛に退けるなどわずか4球で3者凡退。3回も6球で3つのアウトを奪い、序盤3回を計24球で終えた。
無安打無失点のまま迎えた4回、先頭の若林に2ボール1ストライクとバッティングカウントを作られると、4球目に投じた真ん中のスライダーを捉えられ、これが右中間席へ飛び込むソロ本塁打となった。続く坂本は中飛、岡本は右飛に退けたが、5番・丸には四球、続く大城には左越え二塁打を許し二死二、三塁のピンチ。それでも、7番・中島をアウトコース中心の攻めで追い込み、最後は150キロの真っ直ぐで空振り三振。ピンチでギアを上げる“らしさ”を見せた。
5回以降は再び2イニング連続で3者凡退をマークするなど危なげない投球。7回89球、3安打1失点、4奪三振2四球の快投でオープン戦ラスト登板を終えた。