2021.03.20 14:00 | ||||
横浜DeNAベイスターズ | 1 | 終了 | 3 | 千葉ロッテマリーンズ |
横浜 |
及第点のピッチングも課題も残す
DeNAの三浦大輔監督から開幕ローテーション入りを示唆されている平良拳太郎投手が20日、横浜スタジアムで行われたロッテとのオープン戦に先発し、5回を投げて88球、与四球は0ながら被安打8で3失点という内容だった。
「序盤はストライク先行で低めにボールを集められ、両サイドにも丁寧に投げることができた」と、2回まではテンポ良くアウトを積み重ねたが、3回に入ると安田尚憲、藤岡裕大、藤原恭大の左打者に安打を許し、4回には二死から菅野剛士、中村奨吾、安田に3連打を許して先制点を奪われた。
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すると5回には、荻野貴司に浮いたスライダーを、マーティンにはベルト付近のストレートをスタンドへ運ばれ、「本塁打を許したボールは反省点」と自戒のコメントも残した。球数も多く、ゴロアウトも6つと、平良にしては少なめの内容に「次回登板までに変化球の精度とストレートの強さも上げていきたい」と、巻き返しを誓った。
三浦監督も「前回よりは良くなっているが、良いボールと悪いボールがハッキリしている。修正していってもらえたら」と注文。昨年は安定感抜群のピッチングを披露していただけに、周囲の期待も高まっている。1週間後に控える開幕カードまでにどれだけコンディションを上げていけるのか、期待したいところだ。
取材・文=萩原孝弘(はぎわら・たかひろ)