ニュース 2021.03.21. 11:00

ロッテ・山本大斗、二軍公式戦でプロ初打席・初本塁打

 「バッティング、そのなかでもホームランを打ってしっかりアビールしていきたいです」。

 春季キャンプ中のオンライン取材で、力強く意気込みを語っていたロッテの育成ドラフト3位のルーキー・山本大斗(開星高)が、20日に行われたDeNAとのファーム開幕戦でプロ初打席・初本塁打を放った。

 ライトの守備から途中出場していた山本は、9-3の8回二死で迎えたプロ初打席、16年と17年に一軍で60試合以上投げた実績のある田中健二朗が投じた初球をスイング。打球は春季キャンプ中の取材で「(高校時代と)変わらず、右にも強い打球を打てるように意識しています」と話していたライトスタンドに飛び込む一発となった。

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 春季キャンプの第1クールを終えた時点で、自身の打撃について「思ったようなスイングができていない。自分がいけるかなと思った球が引っかかったり、捉えられていないところがありますね。力んでいる感じがあります」と話し、「自分の思っていた通り、自分より全然上の選手ばかり。いろんな選手を見習ってこれからの練習に取り組んでいきたいと思っています」と自己分析していた。

 あれから1カ月が経ち、実戦が始まってからはしっかりとアピールしている。そのなかでも、“左”投手から打っている印象だ。3月10日に行われた楽天との春季教育リーグでは、左腕の藤井聖からライトフェンス直撃の二塁打を放てば、同日の7回には昨季開幕先発ローテーションに入り3勝を挙げた弓削隼人からもセンター前に安打を放ちマルチ安打を達成。そして、ファーム公式戦プロ初本塁打を放ったのも左腕の田中からだった。

 マリーンズの若手右打者事情でいえば、高卒3年目の山口航輝がオープン戦で全試合に4番で出場するなど開幕一軍、開幕スタメンに向けて存在感を見せているが、やや手薄な印象。昨季25歳以下の右打者の本塁打が、パ・リーグで唯一0本塁打だったという数字が示している。右の若き長距離砲は近い将来、絶対に必要だ。山本も「そこに自分が入り込んでいく。しっかり打撃を磨いて、4番になれるように頑張っていきたい」と意気込む。

 ファームとはいえ、プロ初打席で本塁打という最高のスタートを切った。ただ、シーズンはまだ始まったばかり。これから色んな投手と対戦し経験を積んでいくなかで、一軍で戦えるだけの技術、体力を身に付けたいところ。そして、1日も早く支配下選手登録を勝ち取りたいところだ。

文=岩下雄太
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