女房役・會澤が構えたところにテンポ良く投げ込む

　広島の野村祐輔投手（31）が21日、ソフトバンクとのオープン戦（マツダ）に先発登板し、5回2安打無失点と好投した。

　初回、二死から3番・柳田に中前打を許したものの、続くグラシアルを中飛に仕留め無失点スタート。2回以降はテンポ良くアウトを重ね、1回途中から10打者連続アウトをマークした。

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　5回は先頭の5番・中村晃に中前打を許したが、続く松田を右飛に仕留めるなど後続をピシャリ。ソフトバンク打線に二塁を踏ませず、5回73球、2安打無失点、3奪三振無四球の内容で降板した。

　野村は昨年10月に受けた右鎖骨下静脈血栓症除去の手術の影響で春季キャンプは二軍スタート。実戦では5日の教育リーグ・ソフトバンク戦（由宇）で3回無失点、11日の同・中日戦でも5回無失点と好投し、開幕ローテーション入りへ最終テストとなったオープン戦初登板でも見事な投球を披露した。