2021.03.21 13:00 | ||||
埼玉西武ライオンズ | 8 | 終了 | 6 | 東京ヤクルトスワローズ |
メットライフ |
開幕3戦目に先発へ!
ヤクルトの奥川恭伸が21日、西武とのオープン戦に先発登板。6安打3失点という内容だったが、一軍では最長となる4回1/3(77球)を投げ、ストレートの最速は151キロを計測した。
試合後、高津臣吾監督は奥川の開幕ローテーション入りを明言。開幕3戦目となる28日の阪神戦(神宮)で先発登板することが決まった。
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前回、14日の中日とのオープン戦(神宮)では2回2/3を投げ5安打3失点で降板。奥川自身「今日の登板は悔いが残り、納得がいかない登板になってしまいました」とコメント。
高津監督は「やる気や負けん気をすごく持った子なので、相当悔しい1週間を過ごして来たんじゃないかなと思います」と話していたが、奥川本人も「しっかり自分の納得するボールを投げたい」と臨んだこの日の登板だった。
2年目での飛躍が期待される右腕は「開幕すれば負けられない戦いになると思うので、そこでしっかり勝ちに貢献できるように一生懸命投げたいと思います」と意気込む。指揮官も「ケガなく1年間一軍のローテーションのピッチャーとして経験を積んでほしいなと思います」と、未来のエースとして成長を促す。
「まずは3戦目勝つことを考えて、1試合1試合全力を出して頑張りたいと思います」。4月には20歳を迎える背番号「11」。21年シーズンを大きく羽ばたく年にしたい。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)