エンゼルスは現地時間21日、アリゾナ州ピオリアで行われるパドレスとのオープン戦のスターティングラインナップを発表。大谷翔平選手が渡米後初となる「1番・投手」で先発出場する。
大谷はここまで打者としてオープン戦8試合に出場して打率.600(20-12)、4本塁打、7打点、1盗塁と絶好調。投手としては2試合で4回を投げ、9安打6失点、防御率13.50の成績で、これが今季3度目の対外試合登板となる。
大谷は日本ハム時代の2016年7月3日・ソフトバンク戦で「1番・投手」でスタメンに名を連ね、いきなり初回の第1打席に相手先発・中田賢一(現阪神)の初球を右中間席へ放り込むソロホームラン。日米のトップリーグでは史上初となる「1番・投手」での一発は伝説となった。
この日は全米最強ローテとも言われているパドレスの左腕・スネルと対戦。エンゼルスは大谷の後ろにフレッチャー、トラウト、レンドン、アプトン、プホルスと並ぶ打線を組んだ。“二刀流”でメジャー球界を揺るがした侍が、また一つ新たな歴史を刻もうとしている。