今年は5年ぶりに神戸でも開催!
オリックスは22日、2年ぶりに開催される人気イベント『Bs夏の陣2021』の着用ユニフォームを発表した。
今年の『夏の陣』は、7月6日〜8日の楽天戦(京セラD大阪)、8月17日〜18日の日本ハム戦(ほっと神戸)、8月20日〜22日の西武戦(京セラD大阪)、8月27日〜29日のソフトバンク戦(京セラD大阪)で開催。神戸での開催は実に5年ぶりとなる。試合数ば過去最多の11試合が予定されており、ファン待望の人気イベントがコロナ禍による中止を経て復活する。
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発表された新ユニフォームを着用した山本由伸投手は「本当に斬新なデザイン。この黄緑のような色とか、ユニフォームに入っているのをあまり見たことがない。とてもカッコ良くて個人的には大好きです。新型コロナウイルスの状況が本当に大変な中で、このユニフォームのコンセプトも“B ENERGY”ということで、しっかり野球でみなさんにエネルギーを届けられるように頑張ります」と意気込みを口にした。
ユニフォームのデザイン選定に携わっている後藤俊一事業部長は「デザインは昨年候補に挙がっていたものから選びました。2019年の黒とグレーのデザインも評判が良かったので、そのカラーリングとかトーンは残しつつ、差し色で蛍光グリーンみたいなエネルギッシュな色を入れて、今回のデザインになりました」と経緯を説明。
目を引くカラーリングについては「力強いインパクトのある色になったんですけど、今回は“B ENERGY”というコンセプトでしたし、ENERGYは蛍光グリーンというイメージがあったので入れました。蛍光グリーンはグレーとの相性も良くて、デザインはシンプルなんですけど、力強いユニフォームになったと思います」とコメント。コンセプトをしっかりと表現したデザインに納得の表情を見せた。
また、「蛍光グリーンがテーマカラーになってくれたらいいですね。グッズ展開もしていきますし、1年越しの『夏の陣』なんで、こんな時代ですけど盛大にやりたいと思います」と続け、2年ぶりの開催となる夏の祭典に向けて様々な施策を実施ていく構えだ。
これまで『夏の陣』は人気があるにもかかわらず、なかなか成績が奮わないことで知られているが、今年の夏はエネルギッシュな蛍光グリーンが、これまでの嫌な流れを払拭してくれることを願いたい。
▼ 『Bs大坂夏の陣』
2009年 対ロッテ(京セラ)赤 1勝2敗
2010年 対ソフトバンク(同)赤 0勝3敗
2011年 対ソフトバンク(同)リベンジレッド3勝0敗
2012年 対ロッテ(同)レジェンドレッド 1勝1敗1分け
2013年 対西武(同)シャイニングレッド 1勝2敗
▼ 『Bs夏の陣』
2014年 対西武、対ロッテ(京セラ、ほっともっとフィールド神戸)ストリームブルー 1勝4敗
2015年 対ソフトバンク、対楽天、対ロッテ(同、同)地球柄 1勝4敗
2016年 対日本ハム、対西武(京セラ)宇宙柄 2勝3敗
2017年 対日本ハム、対ソフトバンク(同)ファイティングレッドのデジカモ柄 2勝2敗
2018年 対西武、対ロッテ(同)ダイヤモンド柄 4勝2敗
2019年 対西武、対日本ハム、対楽天(京セラ)ストロングブラック4勝5敗
※通算成績20勝28敗1分け
取材・文=どら増田