2021.03.26 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 6 | 終了 | 7 | 中日ドラゴンズ |
マツダスタジアム |
待望の3月26日!2021シーズン開幕
2年連続Bクラスからの脱却を目指す広島は、本拠地に中日を迎えて2021シーズンがスタート。
両軍がマツダスタジアムで開幕戦を戦うのは広島がリーグ三連覇へ3タテスタートをきった2018年以来3シーズンぶりとなる。
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【オープン戦戦績】
中:★★☆☆★★★-★☆★☆★☆(5勝8敗0分)
ルーキーの“初物”に注目
佐々岡体制2年目の広島は、オープン戦のチーム打率が12球団ワーストの「.197」に終わり、12球団中8位でOP戦フィニッシュ。なかでも新助っ人のケビン・クロンは29打席連続ノーヒットの超低空飛行のまま開幕を迎えることになった。期待の大砲が開幕カードでどれだけチームに貢献できるかは未知数だが、一日でも早く浮上のきっかけを掴みたいところだろう。
一方、投手陣はドラ1栗林良吏、ドラ2森浦大輔、ドラ3大道温貴のルーキー三人衆が勝ちパターンの一角に台頭するなど収穫満載。2年連続で開幕白星を手にしているエース・大瀬良大地の仕上がりも上々で、展開次第では開幕早々に「初登板・初ホールド・初セーブ」と、初物尽くしのルーキーリレーで試合を締める可能性もありそうだ。
敵地3タテなら9年ぶり
敵地に乗り込む中日は、OP戦12球団ワーストの防御率5.50が気になるが、これは先発がKOされた3度の2ケタ失点が響いたもの。自身初の開幕投手を任された福谷浩司は10日の西武戦で3回10失点の大乱調だったものの、開幕直前のフォーム変更が奏功し19日・日本ハム戦では6回1安打の好投。昨季3度の対戦で2勝0敗、防御率0.47と広島打線には好相性で、チームを2年連続の白星発進に導きたい。
打線は高卒3年目のホープ・根尾昂のスタメン起用が濃厚だが、基本的には昨季と同じ顔ぶれになる見込み。そんななかキーマンになりそうなのが高橋周平だ。開幕戦相手の大瀬良に対しては過去3年で打率.375(40打数15安打)の好相性。高橋をはじめクリーンナップの集中打で大瀬良に土をつけることができれば、2012年4月以来9シーズンぶりの敵地3タテも見えてくる。
大の苦手だった「鬼門」卒業?
【近年の対戦成績】
20年:広島 13-1-10 中日
19年:広島 15-0-10 中日
18年:広島 11-0-14 中日
17年:広島 15-2-8 中日
16年:広島 17-1-7 中日
合計:広島 71-4-49 中日
過去5年間の対戦を振り返ると、2018年こそ中日が勝ち越しているものの総じて広島が優勢。マツダスタジアムに限れば広島が5年間で43勝17敗1分けと圧倒してきた。しかし中日は昨季、鬼門マツダで6勝5敗1分けと7シーズンぶりに勝ち越し。いよいよ昇竜復活へ、流れが変わりつつあるか。
予想スタメン
▼広島
(遊)田中広輔
(二)菊池涼介
(中)西川龍馬
(右)鈴木誠也
(左)松山竜平
(一)ケビン・クロン
(三)堂林翔太
(捕)會澤 翼
(投)――
▼中日
(中)大島洋平
(二)阿部寿樹
(三)高橋周平
(一)ダヤン・ビシエド
(右)平田良介
(捕)木下拓哉
(遊)京田陽太
(左)根尾 昂
(投)――
予想先発
▼ 3月26日(金)
広島(大瀬良大地)- 中日(福谷浩司)
<マツダスタジアム 18時00分>
▼ 3月27日(土)
広島(九里亜蓮)- 中日(柳裕也)
<マツダスタジアム 14時00分>
▼ 3月28日(日)
広島(野村祐輔)- 中日(小笠原慎之介)
<マツダスタジアム 13時30分>