◆クローザーが新型コロナ陽性で開幕不在に…
レッドソックスの澤村拓一投手(32)が現地時間27日(日本時間28日)、フロリダ州ブレーデントンで行われたパイレーツとのオープン戦に救援登板し、1回を1四球、無失点に抑えた。
7-4の6回から4番手として登板した澤村は、先頭の1番・ニューマンを1ボールから真ん中の96マイル(約154.5キロ)で遊ゴロに退け、続く代打のディフォに対しては四球となったが、3番・ファウラーを外角低めのスプリットで一ゴロ、4番・ポランコもスプリットで二ゴロに抑えた。澤村は初登板から2試合続けて3四球1失点と精彩を欠いたが、22日からは3試合連続無失点。5日後に迫るシーズン開幕へ向けて順調な仕上がりをアピールした。
また、この日の試合前にクローザー候補だったマット・バーンズが新型コロナウイルスの陽性判定を受けたことが判明。レッドソックス番記者のイアン・ブラウン氏は代役として「ベテランのアダム・オッタビーノが9回の有力候補」と伝えているが、ルーキー右腕の澤村にもこれまで以上に大きな期待が寄せられることになりそうだ。