初登板の2回から無四球ピッチング継続
レンジャーズの有原航平投手(28)は現地時間28日(日本時間29日)、アリゾナ州サプライズで行われたカブスとのオープン戦に先発。5イニング・75球を投げて5安打3失点、無四球6奪三振の内容だった。
序盤3イニングは45球で打者9人に抑える上々の立ち上がり。しかし6点リードの4回、先頭のハップに左翼線二塁打を許し、この試合初めて得点圏に走者を背負うと、一死後の3番・ピダーソンに1-1から真ん中へ入ったストレートを完璧に捉えられ右越え2ランを被弾した。5回は先頭のダフィに中堅フェンス直撃の三塁打でピンチを迎え、続くウィズダムの飛球を左翼手が太陽の光を目に入れ落球(記録は適時二塁打)。3点目を失い、なおも無死二塁とピンチが続いたが、後続は打者3人斬りで切り抜け5回3失点とゲームメイクした。
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今春は移籍後初登板こそ2回5安打2四死球3失点と不安定な投球だったが、以後は投球回を1イニングずつ増やしながら着実に前進。開幕前最後の調整登板とみられるこの日は毎回の6奪三振をマークし、計13イニング連続無四球と順調な仕上がりをアピールした。