ヤクルトの川端選手

◆ 帰ってきたベテランの価値ある一打

 プロ16年目のバットが、ヤクルトに今季初勝利をもたらした。

 DeNAに3点のリードを許して迎えた8回表、DeNAの2番手・石田健大相手に二死ながら一、二塁と得点機を作ると、内川聖一、塩見泰隆の連続適時打で同点とし、さらに二死二塁の場面で打席には代打の川端慎吾。

 その川端は「急にああいう展開になったので、あまり何も考えずに打つことだけを考えて打席に入った」と、DeNAの3番手・山﨑康晃から右越えの決勝適時二塁打を放ち、試合後には「めちゃくちゃ嬉しかった。打った瞬間、走りながら『抜けてくれ、抜けてくれ』と思っていた。声に出ていたみたい」と、開幕から3連敗と苦しんでいたチームを救った“歓喜の一打”を振り返った。

 試合後、高津臣吾監督も「すごく思い切りがいい。後先考えずに腹をくくってああいうところで打席に立てるのが川端なのかなと思う。今年は体の状態もいいですし、今のところは代打のいいところでと思っている。本当にいい仕事をしてくれたと思います」と手放しで喜んだ。

 チームで「最後まで絶対諦めないでゲームセットになるまでしっかり野球をやろう」という思いを胸に臨んだ一戦で、2015年の首位打者が存在感を発揮した。

取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)

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