阪神・佐藤輝 (C)Kyodo News

◆勝負を分けた注目の対決

 開幕3連勝でマツダスタジアムに乗り込んできた阪神は今季初の完封負け。好調だった打線が広島の先発・森下暢仁に6回1安打と抑え込まれ、今季初黒星を喫した。

 この試合最大のチャンスだったのはスコアレスで迎えた4回。先頭の2番・糸原健斗が左安打で出塁すると、3番・マルテ、5番・サンズが四球を選び一死満塁の絶好機でドラフト1位ルーキーの6番・佐藤輝明が打席へ。

 佐藤輝は真ん中に来た初球の151キロを見逃すと、外角低めのチェンジアップに空を斬り2ストライク。高めに抜けたカーブを見極めたが、最後はカウント1-2から高めの152キロで空三振に倒れた。

 続く梅野隆太郎も初球のカットボールでニゴロに打ち取られ無得点。阪神は終盤も広島リリーフ陣の前にホームが遠く、今季最少の4安打零封負けに終わった。

 4回満塁の場面で訪れた森下と佐藤輝の対戦について、30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した大久保博元氏は「初球のストレートを見逃したのが気になった」と解説陣に話を振ると、解説者の谷沢健一氏は第1打席の「空三振」も影響していると指摘。

 「前の打席は変化球で三振してるでしょ。満塁の第2打席では狙い球の絞り方を迷ったね。ストレートの見逃し方を見てると変化球にとらわれてるような感じ」と打席内での立ち振舞を分析。カットボールにチェンジアップも見せられ、最後はカーブで空三振に仕留められた第1打席がその後の打席に影響したと解説した。

 江本孟紀氏も「(プロ野球には)今までと違っていろんなボールを投げてくるピッチャーがいるから、それにどれだけ慣れてくるかだね」と語り、今後の活躍には多彩な変化球を操るプロへの 慣れ も必要だと話した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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