2021.03.30 18:15 | ||||
中日ドラゴンズ | 3 | 終了 | 3 | 読売ジャイアンツ |
バンテリンドーム |
デーブ大久保氏は走塁面を評価
巨人のゼラス・ウィーラー選手が30日、敵地で行われた中日戦に「2番・レフト」で出場し、3安打1打点の活躍で存在感を示した。
初回にヒットを放っているウィーラーは3回、1番・梶谷隆幸が三塁打を放ち、無死三塁という場面で打席に入ると、追い込まれながれも大野雄大のストレートをセンター前に弾き返して制点をもたらした。
さらに2−2の同点で迎えた8回には、先頭打者として中日の2番手・又吉克樹と対峙し、再び追い込まれながらもアウトコース低めのボールをしぶとくライト前に運んで出塁。これが一時勝ち越しとなる得点に結びつくなど、猛打賞の活躍で攻撃をけん引した。
30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演し、MCを務めたデーブ大久保さんは「楽天の監督時代に何試合か2番で起用したことあるんですが、打撃だけでなく走塁が上手」と指摘。「足の速い選手よりも積極性がある。早い回に塁上に出ると役に立ってくれた」と、指揮していた頃の印象を交え、アグレッシブに次の塁を狙う姿勢も2番向きで「適任」であると主張した。
この日の放送に電話解説で出演した谷沢健一さんが「コンパクトにシャープに打っている。2番を打たしたほうが乗るんじゃない?」と語ると、デーブ大久保さんも「早い回に打席が回ったほうが乗ってくるみたいなところはありましたね」と同意。本人のメンタリティーを含めて「2番起用」が合っているとの見解を示した。
開幕からの3試合は、若林と吉川尚を2番で、ウィーラーを6番で起用していたが、明日の試合から原辰徳監督はどのようなオーダーで試合に臨むのか、その起用法にも注目だ。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』