2021.04.01 18:00 | ||||
広島東洋カープ | 3 | 終了 | 6 | 阪神タイガース |
マツダスタジアム |
ドラ1・佐藤も2号ソロで援護
阪神の秋山拓巳投手が1日、マツダスタジアムで行われた広島戦に先発し、7回2失点で今季初白星を手にした。
広島に連敗中の阪神は、昨季の広島戦で6戦4勝0敗、防御率1.45の秋山が登板。初回にマルテの犠飛で1点をもらうと、2回を22球で終えるテンポの良い投球を披露する。
>>1カ月無料トライアルはこちら<<
3回表の攻撃時には、無死一塁から秋山が犠打を試みも失敗。しかし、相手のミスもあって一死一、二塁となり、糸原健斗の3ランで4点のリードをもらった。秋山は「自分のバントミスを糸原が助けてくれたので、その後もしっかり投げることができた」と援護に感謝し、5回までわずか53球、ひとりの走者も許さないパーフェクトピッチを披露する。
さらに6回表には、サンズの犠飛とドラ1・佐藤輝明の2号ソロで中押し、その裏に先頭のクロンに右安打を許し、會澤翼にもヒットで続かれたが、代打・長野久義を併殺に仕留め、最後は田中広輔から空振りの三振を奪った。しかし、「あそこをゼロでいくことができていれば」と悔やんだ7回に、二死一、二塁からワイルドピッチで走者を進め、堂林翔太に適時二塁打を許して2失点。「今後の課題にして1週間頑張っていきたい」と修正を誓った。
それでもチームの連敗を止める価値ある勝利に「この広島戦に当てられている意味を考えて投げることはできた。3連敗するわけにはいかなかったので、なんとしても勝てるピッチングができたらなと思っていた」と語り、結果を残せたことには満足感を示した。