ロッテ・藤原恭大

● 日本ハム 5 - 6 ロッテ ○
<2回戦・札幌ドーム>

 ロッテは開幕5連敗のあと3連勝。日本ハムに連勝し今季初のカード勝ち越しを決めた。

 ロッテは1点を追う7回、二死から7番・鳥谷、続く田村の連続四球でチャンスを作ると、9番・藤原が左翼線に落ちる2点適時二塁打を放ち逆転。二塁走者の鳥谷は同点のホームを踏み、史上44人目となる通算1000得点を達成した。さらに死球と四球で二死満塁とし、3番・中村奨が走者一掃の適時二塁打を右中間へ。ロッテは7回だけで一挙5点のビッグイニングとした。

 先発の美馬は3回と5回に1点ずつを失ったが、大崩れせず6回途中8安打2失点の粘投。4点リードの8回に4番手・小野が3点を失ったが、1点リードの9回は守護神・益田が締め、2番手の田中が今季初勝利、益田は今季初セーブ(2敗)をマークした。

 試合後、藤原がヒーローインタビューに応じ、7回の逆転打について「自分で決めてやる、という気持ちもありましたし、塁に出ることを考えて打席に立ちました。際どい打球だったが、落ちてくれホッとしました」とコメント。これで自身3試合連続打点としたが「まだまだやらないといけない」と気を引き締めた。

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