絶好機で痛恨の三ゴロ併殺打
元大洋の平松政次氏と元中日で野球解説者の立浪和義氏が、3日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に生出演。調子の上がらないオリックスのアダム・ジョーンズに苦言を呈した。
同日行われた楽天戦に3試合ぶりに4番で起用されたジョーンズは、2点を追う3回、太田椋のセンター前ヒットと吉田正尚の四球で、一死1、2塁と好機で打席に立つも初球を打って三ゴロの併殺打。オリックスは前日に続き得点圏であと1本が出ずに連敗を喫した。
平松氏は好機で凡退したジョーンズについて「(3回の)大チャンスでこの気の抜けたバッティングでは…」、「振れていないというのか振らないのか…4番がこれでは(指揮官も)納得いかないのでは」と苦言を呈した。立浪氏も「時おり、さすがというホームランも打つのですが」としたうえで「ダブルプレーを打つのはいたしかたないのですが、(全力で)走っていないことはチームの士気が下がってしまうことになる」と指摘した。
2年目の今季はここまで打率.200、本塁打1、打点2、得点圏打率.111の低空飛行。吉田正とモヤが調子を上げてきているだけに“眠れる大砲”の覚醒がチームの課題である得点力不足解消に必要不可欠となる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』