◆ 昨季も開幕直後は低調、上昇きっかけの一撃に!?
阪神の近本光司外野手(26)が4日、中日戦(京セラD大阪)の初回に、今季1号の先頭打者本塁打を放った。
初回、中日の先発左腕・小笠原と対峙。カウント0-2から3球目の内角チェンジアップを振り抜くと、打球は右翼ポール際へ飛び込む先頭打者弾となった。
開幕から全試合「1番・中堅」でスタメン出場しているものの、試合前まで打率.121と低調。前日の同カードでは0-0で迎えた9回、一死二塁のサヨナラ機で打順が巡ってきたが、代打・陽川を出されベンチに退いた。一夜明け、最初の打席で鬱憤を晴らす一発。改めて非凡な長打力を披露し、チームに先制点をもたらした。
近本は昨季も開幕直後は低調な成績だったものの、終わってみれば打率.293で2年連続の盗塁王。昨季同様、ここから調子を上げてきたいところだ。