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2021.04.04 14:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 2 | 終了 | 1 | 東京ヤクルトスワローズ |
東京ドーム |
中島、丸、若林は陽性が確定
巨人は4日、新たにゼラス・ウィーラー選手が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたことを発表した。
ウィーラーは前日の3日(土)に実施した「SmartAmp PCR検査」では陰性だったが、4日朝に実施した同検査の結果、同日13時過ぎに陽性と判定され、「5番・左翼」で出場予定だったヤクルト戦の欠場が急きょ発表された。今のところ無症状で健康状態は良好とのこと。球団は新たに5日午前にもPCR検査を実施し、陰性を確認したうえで6日(火)から甲子園球場で行われる阪神戦に臨む予定だ。
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なお、すでにPCR検査で陽性判定を受けていた中島宏之と丸佳浩の両選手に加え、再検査が必要とされていた若林晃弘選手の3名は、4日午前に東京都内の医療機関で診断とPCR検査を受けた結果、3名全員の陽性判定が確定。3名とも発熱や咳、味覚・臭覚の異常等の症状はなく、健康状態は良好だが、家族と同居している丸は医療機関に入院し、中島、若林両選手は保健所の指示が出るまで自宅待機となる。
ウィーラーは3日終了時点で、リーグ2位の打率.452をマークするなど、絶好調だっただけに、打線が奮わないチームにとっては大きな痛手となりそうだ。
中島、丸、若林、ウィーラーの4名は、3月30日(火)~4月1日(木)の名古屋遠征に帯同し、1日(木)の中日戦終了後、中島とウィーラーの両選手は新幹線で帰京。丸と若林の両選手は、名古屋市内のホテルに宿泊して、翌2日(金)午前に新幹線で帰京したとのこと。同日から東京ドームで開催されたヤクルト3連戦は、4名とも自家用車などで自宅と東京ドームを往復しており、名古屋遠征の期間中も外食や会食は一切していないという。
球団は、前述の4名とチーム関係者が接触した状況を調査し、マスクはしていたものの、タクシーに数分間同乗したり、ロッカーで将棋をしていた亀井善行、増田大輝、北村拓己の選手3名に加え、3選手に施術をしていたトレーナーなどスタッフ6名をチームから隔離。さらにウィーラーと互いにマスクをしつつ会話をする機会が多かった通訳1名もチームから隔離したことを発表している。
これで計10名が隔離されることになり、5日には改めて一軍のメンバーやスタッフがPCR検査を受ける予定となっている。