「非常にバランスの良いピッチャー」
楽天戦に先発したオリックス・宮城大弥は8回2安打無失点で2連勝。高卒2年目とは思えない落ち着いたピッチングを披露し、チームの連敗を2でストップした。
宮城は小雨が降り続ける難しいコンディションの中、立ち上がりからテンポ良くストライクを投げ込んだ。2点リードの4回は2四球と安打で二死満塁としたものの、7番・横尾を二ゴロに退けピンチ脱出。5回以降は二塁・太田の好プレーにも助けられるなど、4イニング連続の3者凡退をマークした。
左腕は緩いカーブを効果的に使いながら、4回途中から13打者連続アウトを記録。8回104球、2安打無失点、5奪三振2四球の快投で開幕2連勝を飾った。
この日の宮城について、4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の高木豊氏は、「打者は遅いボールのあとは速い真っすぐを想定するのですが、(宮城は)その中にチェンジアップがあるのでやっかい。その(配球の)組み立てをしっかり投げれている。非常にバランスの良いピッチャー」と解説。打者目線で宮城のピッチングの特長を分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』