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新型コロナの感染経路特定に向けNPBでもゲノム解析を導入へ「徹底的な分析をして対策を」

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NPBの斉藤コミッショナー

ヤクルトと巨人の事例も分析


 日本野球機構(NPB)とJリーグが設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第29回が5日、Web会議システムにて実施。会議後に行われた会見には、NPBの斉藤惇コミッショナーとJリーグの村井満チェアマン、専門家チームが出席し、会議では、開幕直後に2球団で感染者が発生した事案についての意見や実証実験の報告を受けた。

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 また、先月に発生したJリーグ・G大阪でのクラスターに関するゲノム解析の結果、当初指摘されていたバス車内での感染よりも、ロッカールームなどで感染した可能性の方がより高いことなどが判明。これを受け、斉藤コミッショナーは「NPBでも発生した2つのケースも先生方にお願いしてゲノム解析をベースにした徹底的な分析をして対策を行なっていきたい」とコメント。感染ルートを解明し、感染リスクのさらなる軽減を目指していく方針を示した。

 専門家チームの三鴨広繁先生愛知医大教授)も「ヤクルト、巨人に感染事例が起きている。その原因がどこにあるのかを現在、現場等にも専門家の先生が伺って解析を進めている。原因は、変異株の伝播性が強いからなのか、今までの対策では不十分なのか、あるいはコロナ対策への慣れのようなものが出てきているのかなど、事例を新たに解析して対策に役立てていく」と述べ、原因を徹底究明していく構えだ。

 さらに、三鴨先生は「出入り業者からの感染が既に報告されている」と指摘し、スポーツ用品やユニフォームの採寸、選手の身体のケアを含めた様々な関係者に関しても、「検査や健康チェックシートの厳守をきっちりとやっていただきたい」と提案したことを明かした。

 そして今後、現地で試合観戦を考えているファンに対しては「基本的な対策はマスクと手洗い」であることに変わりはないとしつつ、「体調がちょっと優れないときには、見に行かないという勇気を持っていただきたい。それが基本。その上で基本的な感染対策を重視いただくしかない」との見方を示した。
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