1年目の20年に10勝した広島・森下暢仁

● ヤクルト 0 - 2 広島 ○
<1回戦・神宮>

 広島の森下暢仁が昨年8月14日以来となる通算2度目の完封勝利で今季2勝目を上げた。9回(119球)を投げて6安打、2四球、5三振の内容。チームは貯金を3に増やし、3カード連続の勝ち越しへ今週も好発進をきった。

 火曜日のカード頭を任されている右腕はこの日も安定感抜群だった。立ち上がりの初回こそ安打と四球で一・二塁のピンチを迎えたが、好調の5番・塩見泰隆をストレートで空三振に仕留めると、2回からは併殺に盗塁刺もあって4イニング連続で打者3人に抑える好投。1点リードの6回一死一塁から3番・山田哲人に左翼線二塁打を打たれ一打逆転の場面も、4番・村上宗隆を高めの144キロで空三振に退けた。

 完封がかかる9回、先頭の山田に再び左翼線二塁打を打たれ得点圏に走者を背負ったものの、続く村上を一ゴロに退けると、5番・塩見には膝元の152キロで見三振。最後は代打・元山飛優をニゴロに退け、今季のセ・リーグ一番乗りとなる完封勝利を飾った。

 打線は相手先発のアルバート・スアレスに5回までゼロ行進と苦戦したものの、6回に3番・西川龍馬が見逃せばボール球かという低めの変化球を右翼席を放り込む技アリ3号ソロを放ち先制。ピンチを切り抜けた直後の7回には堂林翔太が2番手・大下佑馬から中前適時打を放ち加点した。

 森下は試合後のヒーローインタビューで「良い球と悪い球がはっきりしてたんですけど、とにかく勝ててよかったです」と自身235日ぶりの完封勝利を総括。最終回のピンチの場面は「9回行かせてくださいと言って行かせてもらったので、点を取られるわけには行かないと思った。抑えることができてよかった」と爽やかな笑顔で振り返った。

この記事を書いたのは

藤田皓己

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