6日のヤクルト戦で完封した広島・森下

◆ 斎藤雅樹氏は「ギアアップ」評価

 広島の2年目右腕・森下暢仁がセ・リーグ一番乗りとなる完封勝利で今季2勝目を上げた。9回(119球)を投げて6安打、2四球、5三振の内容。チームは貯金を3に増やし、3カード連続の勝ち越しへ先手をとった。

 立ち上がりの初回に安打と四球で招いた一・二塁の場面を切り抜けると、2回からは併殺に盗塁刺もあって4イニング連続で打者3人に抑える好投。山田哲人に二塁打を許して迎えた6回と9回のピンチでは村上宗隆、塩見泰隆といった中軸を相手にギアアップ。9回三塁の場面ではこの日最速の152キロを塩見の膝元に投げ込み見三振に退けるなど、100球を超えてからも球威ある速球でツバメ打線を押し込んだ。

 6日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の斎藤雅樹氏は「去年もそうだったんですけど、ピンチになったときに凄く良い球を放りますよね。ギアを上げるとよく言いますけど、そういう事ができるピッチャーですよ」と、勝負所で出力を上げられる投球を評価した。

 また、森下の“攻略法”を問われた田尾安志氏は「いやー、無いね。(イニングの)先頭打者が出たときにどうするかですよね(笑)」と、ここまで2試合計15イニング連続無失点と抜群の安定感を誇る右腕を手放しで称賛。

 それでも「打者からしたらこれだけいい球を投げる投手だと打ち甲斐があるんですよ。そういう気持ちでどれだけ打席に立てるか。よし!どうやって打ってやるか!ってどれだけ前向きに打席に立てるかなんですよ」と対峙する打者目線の心の持ち方にも言及した。

 順調に行けば森下の次回登板は甲子園で行われる13日・阪神戦。6日終了時点で首位に立つ猛虎打線が防御率0.00の右腕に対しどのように立ち向かうのか、注目だ。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

この記事を書いたのは

藤田皓己

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