初回に制球を乱し3失点
DeNA先発の濵口遥大は、立ち上がりの不安定さを露呈し、5回3失点で2敗目を喫した。
阪神戦に先発した濵口は初回、マルテのタイムリー二塁打で先取点を許すと、大山の犠飛、山本への押し出し四球と制球を乱し3安打、3四球で3失点。2回以降は立ち直り5回を5安打3失点と粘りを見せたものの、開幕から3戦連続で初回に失点を喫するなど、立ち上がりに課題を残す結果となった。
濵口について、9日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の齊藤明雄氏は、「コントロールが甘すぎるし、フォークボールも抜けてないので相手に楽にバッティングされている」とコメント。初回の失点が続いていることには「(結果は)5回3失点に抑えているが(初回で)流れを相手に持っていかれているので、それを引き戻さなければいけないという意味ではあまりにも大きい失点ではないかと思う」とチームが初回から主導権を失い苦しい展開を強いられることの悪循環を指摘した。
5年目の今季、開幕投手の大役を務めた濱口だが課題の制球力が改善されず3戦2敗と苦しんでいる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』