7点リードも5失点で降板
ソフトバンクの高橋礼は10日、楽天戦で今季3度目となる先発登板。初回から打線の強力援護を受けたが、5回途中8安打5失点で降板し今季初勝利はお預けとなった。
ソフトバンクは序盤から打線が爆発。楽天先発・弓削を攻め、3回までに大量7点リードを奪った。しかし、高橋礼は3回裏、1番・辰己に右越えソロを浴びると、4回は6番・小郷に右越えソロを浴び失点を重ねる。
5点リードの5回は四球と二塁打で無死二、三塁のピンチを招くと、辰己に中前2点適時打を浴び4失点目。さらに一死三塁から、3番・島内にも5失点目となる中前適時打を浴び降板となった。
高橋礼について、10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の斎藤雅樹氏は、「5回はもうアップアップだったので4点目を奪われた時点で代えてもよかったのでは」との見解を示し、「(5失点目で)試合が分からなくなってしまった」と交代のタイミングが遅れたことがさらなる反撃を許す結果となったことを指摘した。
ソフトバンクは3回までに7点のリードを奪うも、投手陣が守り切れず痛い引き分けとなった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』