西武・平井克典

● ロッテ 1 - 2 西武 ○
<3回戦・ZOZOマリン>

 故障者続出の西武が敵地でカード勝ち越し。先発の平井克典がリーグトップの3勝目を手にした。西武は山川穂高、外崎修汰、栗山巧を故障で欠き、この試合は前日に自打球を受けたドラフト4位ルーキーの若林楽人もスタメン外という苦境。それでも少ないチャンスをモノにして白星を掴んだ。

 1点を追う4回、先頭の2番・源田壮亮が中安打で出塁すると立て続けに二盗、三盗で得点機を演出し、4番・中村剛也の左犠飛で同点に。続く5回には一死から中安打で出塁した一走・佐藤龍世が相手バッテリーミスで一気に三塁へ進塁。直後の山田遥楓の右犠飛で勝ち越し、これが決勝打となった。

 投げては先発の平井が3回に内野ゴロの間に先制点を献上したものの、5回以降は四球1つに抑える内容で、自己最長の7回・99球を投げて被安打5、与四球1、失点1とゲームメイク。終盤は平良海馬と増田達至の必勝リレーで最少得点差を守り抜いた。

 平井は試合後のヒーローインタビューで「テンポよく投げていくのが僕のスタイルだと思っている。それができて良かった」と安堵の表情。「中と外のコントロールが自分の中ではしっかりとできていたと思う」と納得の今季3勝目を振り返り、「このカード勝ち越すことができたのが一番良かった」と充実感を滲ませた。

 敗れたロッテはドラフト1位左腕の鈴木昭汰が5回(92球)を投げて毎回の7奪三振、3安打2失点と好投したものの、打線が6安打でわずか1得点と援護できず。鈴木は今季3試合で防御率2.12と奮闘しているが、いまだ勝ち星なくプロ初黒星を喫した。

この記事を書いたのは

藤田皓己

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