オリックス・田嶋大樹(撮影=北野正樹)

◆ 今季未勝利も「優先順位はチームの勝ち」

 NPBは12日、翌13日に行われるプロ野球の予告先発を発表。PayPayドームでのソフトバンク戦に臨むオリックスは、4試合ぶりの白星を目指して左腕の田嶋大樹が登板する。

 ここまで勝ち星に恵まれていない田嶋は、登板した2試合でいずれもクオリティースタート(6回3失点以下)を達成しているものの、「チームが勝てないのは悔しい。個人的にも悔しい打たれ方をしてるので、ここ2試合は個人的にもチーム的にも悔しい形になってると思う」と振り返り、自身の投球内容にも不満を示した。

 3月30日のソフトバンク戦は初回を三者凡退で立ち上がりながら2回に連打と犠飛で先取点を許し、二死からのヒットで失点。6回を投げて失点は2点のみだったが、打線が沈黙して敗戦を喫した。また、6日のロッテ戦はチームが先制したものの、3回に二死一塁から四球を挟んでの被弾で3失点。この日も7回をこの3失点のみで終えたが、試合は3−3の引き分けという結果に終わっている。

 試合は作れているものの、勝ちに結びつかない現状に「いい入りは出来ているし、ゲームは作れているけれど、昨年と同じじゃダメ。より最小失点でいかないと、自分に対して厳しいかな」と続け、さらなる高みを見据える。そのためにも、重要になってくるのは、「試合の中で強弱つけたり、大事なときに失投しないとか、そういうシンプルなこと。そこを気をつけたい。回の先頭とか、ランナーが溜まってから長打を打たれないとか、そういう基本的なところ」だと主張する。

 対するソフトバンク打線の印象については「各球団、イメージとか僕はあまり関係なくて、その日の相手チームの状態だったり、バッターの状態だったりを気にしていつも投げている。試合に関してやることは変わらず、やっていけたら」とコメント。「優先順位はチームの勝ち。チームの勝ちが僕の勝ちにも繋がる。僕の勝ちは打線との兼ね合いとか運とかそっち系なんで、別に自分の勝ちにはこだわってない」と、いつもの口ぶりで語った。

 そのチームの勝ちを何よりも欲する田嶋の熱い思いが、チームの連敗ストップに繋がることを期待したい。

取材・文=どら増田

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