2021.04.13 17:30 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 5 | 終了 | 1 | 横浜DeNAベイスターズ |
神宮 |
新星の爆発力を絶賛
ヤクルトのドラフト5位ルーキー・並木秀尊選手(22)が13日、神宮球場で行われたDeNA戦の7回に「代走」で出場し、プロ初盗塁をマークした。
5-1の4点リードで迎えた7回二死一塁の場面で、太田賢吾に代わって登場すると、左腕・櫻井周斗と戸柱恭孝のバッテリーから3度牽制を受けるなど警戒されながら、2球目に抜群のスタートを切り二盗成功。捕手に送球すら許さない衝撃の初盗塁だった。
「サニブラウンに勝った男」として話題になった日本ハムのドラ2ルーキー・五十幡亮汰を凌ぐスピードの持ち主として入団前から注目を浴びていたが、本拠地ファンの前でついに超速盗塁を披露。
11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の井端弘和氏は「キャンプを見に行った時に並木選手を見る前の日に日本ハムの五十幡選手を見て速いな!と思ったんですけど、次の日に並木選手を見たら、もっと速いんじゃないか!?と思っちゃって…」と、今春キャンプで受けた衝撃を振り返りつつ、足のスペシャリストになり得る快足ルーキーに注目。
中日と巨人で活躍した井端氏も現役時代はシーズン2ケタ盗塁を6度記録するなど機動力を武器の一つとしていたが、当時の自身と並木の比較を求められると「全然違いますね」とキッパリ。
「並木選手は一歩目からのパワーを感じた。たぶんキャッチャーが(スタートの)フェイクを入れられた瞬間にぜんぶ走った!と思ってしまうくらいのスタートを切れる」と、ずば抜けた一歩目の爆発力を絶賛していた。
警戒されるなか走り切るスペシャリストのなかでも、“パワー”を感じるというツバメの新星スピードスター。解説者も唸る背番号0から目が離せない。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』