目指すは「クローザー」
ソフトバンクは14日、今季からチームに加わったアンディ・ロドリゲス投手(22)の入団会見を実施。
キューバ出身、185センチ・88キロの長身右腕は「日本に来ることができて嬉しい」と喜びを語った。
これまではキューバの国内リーグでプレーをし、2019年のプレミア12では若くしてキューバ代表にも選出された逸材。
球団の三笠取締役GMも、「若手の有望株という評価ではありますが代表歴もあり、今年からの活躍という可能性も十分にある」と高評価。
つづけて、「まずはホークスの土壌、それから日本の気候や食べ物などにも慣れてもらうこと。キューバの先輩もいますので、チームに馴染んでもらって、力を発揮してくれたら」と期待を寄せる。
新型コロナウイルスの問題などもあって、シーズンが開幕してからの入団会見となったが、ロドリゲスは「日本に来て、こうしてユニフォームを着て入団会見ができて率直に嬉しい」と喜びの第一声。
ホークスの印象については、「4年連続日本一になっている強いチーム」と語り、「日本の野球はすごくレベルが高い。日本で野球をしてみたいという気持ちがあった」と、新天地の印象もコメント。
また、自身の投球スタイルは「ストレート、スライダー、チェンジアップのコンビネーションで打ち取っていく」と説明。目指す役割は、幼少期から慣れているという「クローザー」と明言。
今年の目標には「自分のレベルを上げていくこと」を掲げ、将来的には「長い間、しっかりと活躍できる選手になりたい」と意気込みを語る。
キューバの先輩が多数所属するチームで、それこそ同じ育成から這い上がって不動のセットアッパーとなったリバン・モイネロのようなプロ野球人生を歩んでいくことができるか。鷹の背番号140から目が離せない。