オリックス・山本由伸投手(写真=北野正樹)

◆ アンラッキーな失点!?

 オリックスの山本由伸が中5日でマウンドに上がり、カードの勝ち越しを狙ったが、前回登板で完封勝利を収めたソフトバンク打線に苦しめられ、6回途中3失点で降板。防御率はここまで「1.59」ながら今季2敗目を喫した。

 初回を三者凡退で終えた山本は、2回に四球とヒットで無死一、二塁のピンチを背負うも、中村晃の犠打を併殺に仕留めて二死二塁に。しかし、続く松田宣浩にバットを折りながらもセンター前にしぶとく落とされて失点を喫した。

 その後も走者を背負いながら粘り強いピッチングを見せていたが、6回に再びヒットと四球で一死一、二塁と得点圏に走者を背負うと、中村にしぶとく二遊間を抜かれて2失点目。さらに松田にも繋がれて満塁となり、迎えた甲斐拓也にも詰まりながら前進守備の内野と外野の間にポトリと落ちる適時打を打たれて降板となった。

 この打ち取ったような当たりが適時打になった場面を受け、14日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた高木豊さんは「オリックス側からすると、山本が投げる時は守備位置をものすごく考えたほうがいいかもしれない。各バッターが引っ張ってヒットすることはなかなかないので、センター寄りから反対方向をケアしてあげることが大事かなと思います」と指摘し、ピッチャーの力量を考えた “山本シフト”の導入を提案した。

 ここまでの4試合で山本の防御率は「1.56」ながら、勝敗は2勝2敗。今季も打線の援護に恵まれない試合が続くが、その中でも山本だからこそ、できる守備での援護というものもあるのかもしれない。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』

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