○ 阪神 4 - 0 広島 ●
<5回戦・甲子園>
広島は打線が元気なく3試合連続完封負け。打撃好調だった菊池涼介も4打数0安打に終わり、開幕から続いていた連続試合安打は「16」で止まった。
7試合連続で「1番・二塁」で出場した菊池は初回、相手先発・秋山拓巳の直球に空を斬り「空三振」に倒れると、3回、5回とチャンスで2打席連続「遊ゴロ」に打ち取られ凡退。4点ビハインドの8回は左腕・岩崎優の高めのボールを捉えたかに思われたが、打球が岩崎の脚に当たり「投ゴロ」と、ツキもなく4打席ノーヒットに終わった。
シーズン開幕戦からの連続試合安打は1997年に阪神・和田豊氏が記録した「24」がプロ野球記録で、広島に限ると前田智徳氏が2004年にマークした「19」が最長記録。菊池は球団記録にあと3試合に迫っていたが、今季初のノーヒットに終わり記録更新とはならなかった。
チームは10日・巨人戦の5回から31イニング連続無得点と打線が沈黙し今季ワーストの3連敗。一時は首位にも立った赤ヘル軍団に今季最初の試練が訪れている。