チームトップの3勝目!
巨人の高橋優貴が中日戦で8回6安打1失点の好投を見せ、開幕3連勝を飾った。
高橋は初回に2点を先制した直後の2回に無死満塁のピンチを迎えるも、根尾の犠牲フライのみの1失点で乗り切ると、4回以降は二塁を踏ませないピッチングで8回を投げて118球、被安打6、与四球1の1失点。自身初となる開幕3連勝を達成した。
3年目の左腕について、15日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の野村弘樹氏は、「(巨人にとって)本当に明るい材料」と今季、菅野に続く勝ち頭の台頭が求められている巨人にとって大きなプラス要素になると指摘。「先日完封した今村が刺激になっているのでは」と両左腕の“相乗効果”もあるとの見解を示した。
同じく解説を務めた高木豊氏も、「昨日の畠、今日の高橋、この2人が勝てるとチームにとって大きい」とコメント。巨人投手陣の新たな軸となり得る若手の成長を評価した。
巨人は菅野が今季未勝利、戸郷が1勝1敗と調子の上がらない中で、高橋が3勝無敗の防御率0.41(リーグ1位)、今村が2勝無敗の防御率0.78(リーグ2位)とフル回転。一皮むけた両左腕のさらなる活躍が首位阪神を追走するチームのカギとなる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』