失策を挽回する同点弾を放つ
ロッテの安田尚憲が8回に起死回生の同点3ランを放ち、引き分けに持ち込んだ。
安田は7回に頓宮の三ゴロを捕球ミス。この失策をきっかけに先発の二木が吉田正と中川圭の適時打などで2点を許し0-3のリードを奪われる。しかし、8回に荻野が二塁打、1死から中村奨が四球で一死1、2塁の場面で漆原から起死回生の同点3ラン。自身の失策を帳消しにする安田の一打でチームは3連戦の初戦を引き分けに持ち込んだ。
16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた大矢明彦さんは、安田について「打点を挙げることが4番の仕事」とリーグトップの18打点を記録している若き4番を評価。一方、失策については「ベンチからすればこういうエラーは授業料だと思わないと」と擁護。「どの選手もミスを重ねながら上手くなって一流の選手になっていく。(ヤクルトの)村上だってそうだった。なるべくエラーしないほうがいいが、『次は二度としまい』と思って守ってくれればいい」と安田に激励の言葉を贈った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』