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チームの連敗を止めた楽天・涌井 日本復帰登板の田中将大への一言は!?

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楽天・涌井秀章
2021.04.16 17:45
北海道日本ハムファイターズ 1 終了 4 東北楽天ゴールデンイーグルス
東京ドーム
● 日本ハム 1 - 4 楽天 ○
<4回戦・東京ドーム>

 楽天・涌井秀章が、今季最多の121球を投げて7回1失点で開幕3連勝。3分けを挟んで3連敗中だったチームを救った。

 6回まで毎回の10奪三振。昨年7月22日のオリックス戦(楽天生命パーク宮城)以来の2ケタ奪三振をマークした。2ケタ三振を奪っての勝利となると、2010年6月9日の交流戦での阪神戦以来、自身11年ぶりだ。

 4回、先頭の近藤に左安打を許したが、続く4番・中田を142キロの高めストレートで空振り三振に。5番・淺間には右安打され、1死一・三塁のピンチを招いたが、ドラフト6位ルーキーの今川と5年目の郡に対し、ともに140キロ台中盤から後半のストレートで攻めたてた後、130キロ台のスライダーで空振り三振に斬ってみせた。

 昨年から要所でシンカーも用いている涌井だが、試合前、楽天・石井一久GM兼監督は、「基本、彼は真っ直ぐの強さが試合の中でどうか、というのを僕は一つのバロメーターとしているが、それがあってこそのシンカーだったり、スライダーだったり、ほかの変化球だと思っている」と評していた。

 試合後に「大体、打たれているときはストレートが少なかったりだとか。行き切れていないときに打たれることが多々あるので」と話した涌井。「自分の基本線としてはストレート」と明確に述べた上で、「きょうは困ったときにというか、行くときに指にかかった真っ直ぐが投げられていた」と振り返り、「久しぶりに満足というか、納得のいく球が投げられて。去年の最初の頃の感じに戻りつつある」と話した。

 その自在なピッチングに、石井監督は、「コントロールという意味でも丁寧に投げてくれたし、球の勢いもあった。真っ直ぐというところありきで、いろんなバリエーションをつけて打者と対峙してくれた」と称え、労った。

 17日には田中将大投手が8年ぶりに日本球界のマウンドへ上がる。「アイツが投げるんで、なるべく勝ち星を引き離しておかないと。後から追いかけられるので。(きょうは)そっちの心配をしていた」と、冗談交じりに話した涌井。

 「結果的にいい流れを渡せるかなと思う」。バトンを繋いだ34歳の頼れる開幕投手は、充実した表情で語った。

(取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)
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