◆ 初回の好機を逸する
元巨人で野球解説者の斎藤雅樹氏と大久保博元氏が、17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に生出演。広島の走塁ミスに苦言を呈した。
広島は初回、一死二塁から西川がライトフェンス直撃の二塁打を放つも、二塁走者の羽月が判断に迷いスタートを切れず三塁止まりに。続く一死2、3塁で鈴木誠が三振、坂倉が二ゴロと後続が倒れ無得点に終わる。結局、序盤の好機を走塁ミスで逸したことが響き、チームは中日先発の柳から14三振を喫し完封負け。直近5試合で4度目の完封負けとなった。
この走塁ミスについて斎藤氏は「1アウトならハーフウェイ、ノーアウトならタッチアップ優先ということなので、あの打球なら還ってこなければいけなかった」と指摘。大久保氏も「(ライトが)ああいう打球の追い方ならば、(捕球されても)ハーフウェイから戻って十分にサードに行けるのでノーアウトでもワンアウトでもハーフウェイリードを取っておかないと」とコメントし、「これは大きなミス。こういう走塁ミスはベンチでも声に出さないが『何をやってんだよ…』という空気になる」と苦言を呈した。