今季は“プロ初本塁打”もマーク
阪神は18日、育成選手の小野寺暖選手(23)と支配下選手契約を結んだと発表した。背番号は「127」から「97」に変更となる。
小野寺は奈良県出身の外野手で、京都翔英高から大阪商業大を経て2019年の育成ドラフト1位で入団。昨季はファーム公式戦44試合に出場し打率.233、0本塁打だったが、今春は春季キャンプで一軍メンバーに選出されるなど、首脳陣からも期待を寄せられていた。
開幕前に支配下昇格とはならなかったものの、今季はファームで主に「一塁」で起用され、打率.328と安打を量産し、打点10はチーム内トップの好成績。4月2日の広島戦では中﨑翔太から“プロ初ホームラン”を放つなど、パンチ力ある打撃でアピールを続けていた。
なお、阪神は17日に谷川昌希投手が日本ハムへトレード移籍しており、小野寺が「69人目」の支配下選手。残る支配下枠は「1枠」となった。