2021.04.20 17:45 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 8 | 終了 | 4 | 北海道日本ハムファイターズ |
ZOZOマリン |
大久保氏「育ててみたいという間の取り方」
ロッテが日本ハムとの接戦を制し、引き分けを挟んで5連勝を飾った。
試合は4−4の同点のまま終盤に突入。お互いに勝ちパターンの投手を注ぎ込んでいくと、8回裏に日本ハムはセットアッパーの左腕・宮西尚生を投入したが、この回の先頭打者だったロッテ期待の“大砲候補”山口航輝が持ち味のフルスイングを見せていくと、2−2から投じられたアウトコースのボールをロッテファンが待つ右翼スタンドへ豪快に放り込んだ。
山口の3号ソロで勝ち越したロッテは、その後に二死から3本の長短打と四球で3点を加えて一気に試合を決定づけた。
20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で山口を分析した解説の谷繁元信さんは、捕手の立場から「今のところはまだ穴はすごく大きい。僕はアウトコースに変化球を投げていれば7割くらいは抑えられるんじゃないかと思っている」と主張。
その一方で「そこ(外の変化球)をちゃんと見切れるようになれば、自分の打てるところに絶対(ボールが)くるようになるので、我慢できれば打てるバッターだと思います」と太鼓判を押し、「振る力は持っている選手なので、確率を上げるために何かをやっていけば(より)打てるようになる」とエールを送った。
また、MCを務めた大久保博元さんは「(山口は)チームを背負って立つ選手だと見ている」と語り、「僕がバッティングコーチなら、この選手をなんとか育ててみたいという間の取り方」をしていると絶賛。「あれだけ右足に100%体重を乗せられるのってなかなかできないのに、この若い選手ができるのは魅力がある」と述べ、今後の飛躍に期待を寄せていた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2021』