◆ 新記録更新は逃すも、プロ初勝利へ快投継続!
日本ハムのドラフト1位・伊藤大海投手(23)が21日、敵地・ZOZOマリンでのロッテ戦で、プロ野球新人最多タイ記録となる23イニング連続奪三振を記録した。
過去3登板で0勝2敗とプロ初勝利こそないものの、3試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成し、防御率2.37と安定感が光るドラ1右腕。しかも、デビュー戦だった3月31日の西武戦(札幌ドーム)の初回から毎イニング三振を奪取しており、この試合も初回、2番・マーティン、3番・中村奨を連続三振に仕留め、デビューから20イニング連続三振をマークした。
2回は6番・レアードをスライダーで見逃し三振に仕留め21イニング連続。3回は8番・田村をスライダーで空振り三振に仕留め22イニング連続とした。4回は先頭のマーティン、4番・安田から2三振を奪い、1980年に日本ハムの新人だった木田勇がマークしたプロ野球新人最多記録に並ぶ23イニング連続奪三振に到達。5回は三振ゼロに終わり記録更新とはならなかったが、伊藤は5回までゼロを並べ続けた。
打線は3番・近藤の3号3ランなどで5回までに4点をリード。プロ初勝利の権利を得た伊藤は6回のマウンドに上がった。